(2018/5/12更新)シングル66の構築を作る時に抑えておきたい13のこと(対策編)
初心者向けにシングル66の構築を組む上で重要な要素を13項目にまとめました。
やりたいことを決めた上で以下の項目を守るように組んでみるといいと思います。
すでに66プレイヤーの方々も備忘録にどうぞ。
(使用アイコンは比較的メジャーな代表例のみ使用してます)
太字→有力な対策・汎用性のある対策
中字→効力のある対策
小字→マイナーな技・対策、やや不十分な対策
1,メガボーマンダ(飛行+地面+炎)が一貫していないか。
→半減タイプ・マンムー(こおりのつぶて)・ゴツゴツメット・S190↑AT・スカーフ・リフレクター・グラスフィールド・数値受け(ポリゴン2・クレセリア)
2,電気技(ボルトチェンジ)が一貫していないか。
→地面タイプ・電気無効特性・電気半減タイプ
3,積み技・バトンタッチ・要塞型(居座り耐久・無限回復+身代わり)に対応出来るか。
→ほえる&ふきとばし・くろいきり・ドラゴンテール・ちょうはつ・ほろびのうた・てんねん・先制技・メタモン・のろい・ミミッキュ・連続技・身代わり貫通技・レッドカード・一撃技
4,撒き技(ステルスロック・まきびし・どくびし・ねばねばネット)に弱くないか。
→岩弱点のポケモンの不採用・こうそくスピン・毒タイプ・鋼タイプ・マジックガード・マジックミラー・ふゆう・きりばらい(相手の場も解除される)・たべのこし・くろいヘドロ・グラスフィールド・岩半減+飛行タイプ・さいせいりょく・回復技
5,催眠技(キノコのほうし・あくび)が一貫していないか。
→草タイプ・マジックミラー・エレキフィールド・ミストフィールド(フィールド終了時にあくびを食らっていると眠る)・ラムのみ・みがわり・ねむり無効特性・ぼうじんゴーグル・ねごと・ちょうはつ・毒&麻痺&火傷状態になる・いびき・しんぴのまもり
6,はたきおとすが一貫していないか。
→メガ枠・Zストーン(※Zストーン持ちがバレる)・持ち物を失っても強い枠・悪半減・みがわり・消費アイテムを使う・ねんちゃく・持ち物を持たない
7,やどりぎのタネが一貫していないか。
→草タイプ・マジックガード・マジックミラー・みがわり・ヘドロ液(ダメージは食らう)・後攻とんぼがえり&ボルトチェンジ・こうそくスピン
8,一撃技(ぜったいれいど・つのドリル・じわれ・ハサミギロチン)が一貫していないか。
→がんじょう(型破りは無効)・みがわり・ふゆう・飛行タイプ・ゴーストタイプ
9,毒技(どくどく)が一貫していないか。
→鋼タイプ・毒タイプ・マジックガード・マジックミラー・ポイズンヒール・ミストフィールド・麻痺状態になる・ねむる・いやしのすず&アロマセラピー・こんじょう・だっぴ
10,高KP(夜空杯・ステロオフ・どうするよ杯・湧泉杯など)の抜きエースが一貫していないか(バシャーモ・マリルリ・フェローチェ・スカーフカプ・テテフ・カプ・コケコ・メガルカリオ・メガギャラドス・天候エース・ゲッコウガ・剣舞ハッサム・エーフィ)
11,受けループ系構築を崩せるか。
→積みアタッカー・かげふみ(メガゲンガー・ゴチルゼル)・両刀アタッカー・高火力おいうち・一撃技・こだわりトリック・積み+バトンタッチ
12,虫弱点が多く含まれていないか(→とんぼがえりを受けられるポケモンが少ない)。
13,特定の技が一貫していないか(ドラゴン技・地面技・エスパー技・水技など)。
上記以外にも重要な要素(低KPエース対策、TOD対策など)はあると思いますが、少しでも多くの上記項目を満たした構築を組めば現環境をかなり広く見れているはずです。
一例として、相性補完を整えた上で上記項目を意識した構築を組んでみます。
HBメガフシギバナ@ナイト(メガ枠・物理受け・2・3・4・5・6・7・9)
やどりぎのタネ/ヘドロばくだん/ほえる/こうごうせい
ASorHAマンムー@命の珠(ステロ役・1・2)
ステルスロック/じしん/つららおとし/こおりのつぶて
HBエアームド@ゴツゴツメット(物理受け・1・3・4・8・9・12・13)
まきびし/ブレイブバード/ふきとばし/はねやすめ
ASランドロス@こだわりスカーフ(エース・とんぼ対面調整・1・2・3・8・12・13)
じしん/はたきおとす/とんぼがえり/いわなだれ
HDカプ・レヒレ@たべのこし(特殊受け・3・5・9・12・13)
しぜんのいかり/ムーンフォース/なみのり/くろいきり
CSorHCカプ・テテフ@エスパーZ(崩し役・エース・11・13)
サイコキネシス/サイコショック/ムーンフォース/10まんボルト(テッカグヤ意識)
ステルスロック・まきびし・ほえる・ふきとばし・やどりぎのタネで相手を削りつつ、カプ・テテフの両刀エスパーZで受けを崩してそのまま通すことを目指します。
「10,高KPの抜きエースが一貫していないか」も意識し相性補完を整えました。
このままだとメガゲンガーやジバコイルが重く感じるので、例えばフシギバナの吠えるを地震に変更してみるなどの技の調整もよいかもしれません。
どうしても重いポケモンというのは出てきてしまうものなので環境を見て切っていいポケモンかそうでないかを判断できるようになればより完成度が上がると思います。
構築例ではKPの高い役割を多く持てるポケモンで固めましたが、KPの低いポケモンでも活躍できるように構築を組むことは確実に可能なので、ぜひ考えてみて下さい。
KPの低いポケモンで環境の穴を突いて勝ち進むのはとても気持ちいいです!