【シングル66】対面操作ドーブルダンス【第18回夜空杯準優勝構築】
前回のステロオフの惨敗後、やっぱ自分の好きなポケモンを強い形で使えるようになろうと考え方を改めて夜空杯に望みました。
今回のテーマは、大好きなドーブルを最大限に活躍させることでした。前回のステロオフでありふれたメガマンダ軸を使ってしょっぱい成績出して、これじゃなんも面白く無いなとか思ってしまい、ステロオフでわふたーさんがかなり個性的なPTで優勝していたのを見た事にも少し影響され、今回は自分の好きなポケモンを最大限に活躍させることを目指しました。
パーティコンセプトは、グライオンのバトンタッチ・エルフーンのとんぼがえり・ロトムのボルトチェンジ・ヒードランの炎鋼技を読ませた釣り出しなどによって、Sの遅い受けポケモンをドーブルと対面させ、ダークホール身代わり蝶舞によってムラっけの試行回数を稼ぎながら特攻素早さ命中率の上昇を狙い、メガゲンガーにバトンして催眠祟り目を通す構築を目指しました。
環境を見た感じ、Sを振らないポケモンが一匹もいない攻撃的なPTは限りなく少ないと判断し、誰かしらはドーブルの起点に出来るだろうと考えていました。
今までのバトンパと違うのは、ロトムドラングライが状態異常技を持つことでドーブルを介さなくてもメガゲンガーの祟り目を通していく動きも出来るようにしていることにより、吠える吹き飛ばしや滅びの歌に弱いというバトンパ特有の弱点が少しばかり解決されている所です。
ゲンガー/浮遊@ゲンガナイト
おくびょうCS252d4
135-×-80-182-96-178
135-×-100-222-116-200
ドーブルのバトン先であり、バトンせずとも最強のサイクルカッター。
3ウエポンゲンガーの見れる範囲は限りなく広く、理想のフィニッシャーになれます。ガタガタの命中不安をドーブルのムラっけによる命中向上でなんとかしようとしました。
何もかもが失敗しても、素催眠当てれば、勝ちwwwwwww↑↑↑↑
決勝戦は2発も素催眠を打ってしまいましたが、それ以外の試合では殆ど素催眠を打つ場面はなかったので、やりたいことはかなり上手く行ってたのではないかと思います。
グライオン/ポイズンヒール@どくどくだま
わんぱくH228-B252-S28
179-115-194-×-95-119
じしん/みがわり/どくどく/バトンタッチ
グライ受けとして限りなくメジャーなエアームドを誘いながらいきなりバトンタッチをし、ドーブルと対面させます。バトンせずともゲンガーを通せるように、毒々を入れておく役でもあります。また、毒が入れば大抵はエルフーンの身代わり連打が効きます。
ドーブルでいろいろ積んだあと、一旦グライオンに戻ってきて対面を調整してからゲンガーにバトンするという動きも可能です。一度もやってません。
しんちょうHD252S4
167-87-105-×-139-137
やどりぎのたね/みがわり/アンコール/とんぼがえり
やどみがアンコで最低限のエルフーンの強さを維持しつつ、草受けを誘ってとんぼがえりをすることでフシギバナなどとドーブルと対面させます。
HDにしっかり振ることで、ギリギリ水タイプやサザンドラを受けられます。
相手のゲンガーのゴースト技をアンコで縛って落とされ、ドーブルの起点にする動きも優秀です。パーティ全体の耐久力の低さをやどりぎとアンコールでなんとか補いました。
ヒードラン/もらいび@ふうせん
おくびょうH244-C12-S252
197-×-126-152-126-141
初手に出てきがちな物理ステロ撒きに鬼火を入れる役割と風船を使ってステロ撒き。相手のマンダやガブがひどく重いと思ったら風船を割らせない事を優先する動きも必要でした。
水タイプを強く誘いがちであるため、釣りだしてドーブルと対面させる動きも可能ですが、他の対面操作に比べてリスキーであるため、不利局面をひっくり返す必要がある時以外は基本出来ません。
ヒードランの耐性に慣れすぎて、完全に依存症。
ドーブル/ムラっけ@オボンのみ
おくびょうH244-D12-S252
161-×-57-×-65-139
このPTの主役です。草タイプや防塵ゴーグルエアームドなどによる甘えた睡眠対策を潰すため、ダークホールを採用しました。もちろん命中不安であり、ラムのみの警戒も必要であるため、何も考えずに打っていい技ではありません。なるべくみがわりや蝶舞を打てる状況を作ることを優先し、ダークホールを当てないと落とされるといった状況でないかぎりは乱発はしません。当日のムラっけの能力上昇の引きがほんとに素晴らしくて強すぎました。。
蝶舞をしながら催眠身代わりを繰り返し、命中とCSを上げてゲンガーにバトンすることを目指します。
くろいきりシャワーズには完敗です;;
ロトム/ふゆう@カゴのみ
ずぶといHB252c4
157-×-174-125-128-106
サイクルに参加できるポケモンがゲンガーとドーブルを除いて4体しか選べない以上、耐性が優秀なポケモンを揃えようとした時に、ミトムは外せませんでした。
普通のHBカゴミトムです。
正直な所、ダークホールも鬼火も毒々もやどりぎも命中不安であるのにも関わらず、当日一度も外さないという激運を発揮していたので、勝ち上がれて当然みたいなところはありました。。素催眠は2度外した。
しかし、ドーブルを採用することを考えた時、バトン以外での採用は現環境ではほぼ厳しく、このような使い方が限界だと感じました。
夜空杯に何度か参加し、初めての予選抜けから決勝の舞台まで上がることが出来たのは本当に嬉しいです。
ですが、優勝まで見えていた決勝戦で、こちらの激運の上から実力で押しつぶされたのは本当に悔しく、また66のモチベが上がりました。
期待の後輩たちも66の楽しさを知ってくれたようで、嬉しい限りですね。
夜空杯を運営してくださいました、くろばさん、しんめーさん、めーぜんさん、ありがとうございました!
次こそ、自分らしいPTを組んで優勝狙います!
構築名没案
「クドの飼い犬コントロール」
「貧弱コントロール」
「コントロールエルフ」
「いかりのげんどう」