やるきがわいたろう

ポケモン シングル66 シングル63構築のまとめ

【SMシングル66】アンチステロ霧払いHBカミツルギ+オニゴーリ【第21回夜空杯優勝構築】

f:id:mangmangpoke:20170521200925p:plain

ステロ絶対除くマン

 

シングル66オフ第21回夜空杯に参加してきました。
予選を4-0全勝で突破し、決勝トーナメントを勝ち上がってついに初優勝しました!

今回のPTコンセプトは「ステルスロックを採用せず、相手のステルスロックを排除し続けてオニゴーリを通すこと」です。
ステルスロックを採用しないことにより、相手のメガマンダが辛くなってきますが、相手のステルスロックを排除し続けるのでHBポリゴン2での受けが成立します。
万が一ポリゴン2が落とされていても、竜舞を防ぐ動きをすればメガゲンガーのこごえるかぜで上から確1で処理できます。
オニゴーリが積み切れる状況さえ作れれば、ステルスロックを撒かない事によるダメージの不足などはありません。

1, メガゲンガーで初手守るメガシンカ
2, ステルスロックを撒かれるターンにカミツルギを繰り出し、相手を引かせるターンできりばらい
3, 相手の吠える吹き飛ばし持ちをメガゲンガーで捕まえて処理
4, 胞子バレル・壁貼り電磁波ヤドキングのサポートの元、オニゴーリの積極的な繰り出し
上記4点を守れば、オニゴーリが通るようになります。

ステルスロックが常に場にない状態をキープすることで、モロバレルヤドキングポリゴン2のダメージ調整が容易になり、受けやすくなります。
さらにヤドキングの両壁サポートによりメガゲンガーオニゴーリの繰り出しも行いやすくなります。

以下個別解説です。

 

f:id:mangmangpoke:20160718032818g:plain

ゲンガー/のろわれボディ→かげふみ@ゲンガナイト
おくびょうC252-D4-S252
(メガ前)135-×-80-182-96-178
(メガ後)135-×-100-222-116-200
まもる/ヘドロばくだん/こごえるかぜ/きあいだま

今回の構築専用のCSメガゲンガー
初手守るにより必ず初手にメガシンカが出来、いつでもキャッチ出来るようになります。
守るターンでおいうちバンギラスを呼びますが、今回は逆に役割対象なので問題なく、そのまま気合玉を当てて落とします。
仮に気合玉を外してもおいうちを一発は耐えられます。
夜空杯でも何度もバンギに気合玉外しまくって冷や汗。
こごえるかぜはメガマンダ意識です。
シャドーボールが無いため、役割対象のエアームドには気合玉を打つ必要があります。

f:id:mangmangpoke:20170521204137g:plain
カミツルギ/ビーストブースト@あくZ
いじっぱりH252-A4-B252
166-222-183-×-51-129
リーフブレード/つじぎり/きりばらい/こうごうせい

相手のステロ役にひたすら投げ、有利対面からきりばらいを打ってステルスロックを弾きます。
こちらはステルスロックを撒く気が無いので無償降臨される以外にデメリットはありません。
ちなみに、相手の壁も消すことが出来ますが、こちらの壁は消えません。
繰り出し性能(バンギ・ムドー・マンムードリュウズランドロス)を上げるためにHBに振り、極めて高いAをムダにしないためにA補正を掛けました。
サブウエポンは範囲を意識したあくZ。
削れたエアームドテッカグヤに大きめのダメージを入れられます。
つじぎりを見せることで相手のメガゲンガーの繰り出しも抑制できます。

f:id:mangmangpoke:20170521210034g:plain
ヤドキング/さいせいりょく@ひかりのねんど
おだやかH244-B12-D252
201-×-102-120-178-50
リフレクター/ひかりのかべ/ねっとう/でんじは

メガゲンガーオニゴーリの繰り出しを支援する両壁電磁波ヤドキング
壁貼り要因としてはかなりSが低いですが、電磁波の圧力により交代を誘うため貼りやすく、再生力により貼り直しが容易です。
ヤドランではなくヤドキングを採用したのはバレルとの相性・テテフ受けを考えたためです。
テテフのサイコキネシス+Zシャドーボールを耐えることができます。
通常のヤドキングはリフレクターを覚えませんが、VC産解禁によりリフレクターを採用しました。
じわれの採用も考えましたが、ヒードランへの繰り出す際に身代わりを壊せないと困るのでねっとうのワンウェポンとなりました。

f:id:mangmangpoke:20161011052733g:plain
モロバレル/さいせいりょく@だっしゅつボタン
ずぶといH252-B252-D4
221-×-134-105-101-50
キノコのほうし/ギガドレイン/クリアスモッグ/イカサマ

いつもの脱出モロバレル。今回はヘドロばくだんで毒状態にしたくない・ミミッキュを受けたいためクリアスモッグ持ちで採用しました。
ミミッキュの剣舞+ゴーストZを耐えて、胞子+クリアスモッグで役割遂行します。
後行胞子→メガゲンガー&オニゴーリ繰り出しの安定感は今も健在。

 

f:id:mangmangpoke:20170521211752g:plain
ポリゴン2/トレース@しんかのきせき
ずぶといH244-B252-D12
191-×-142-125-117-80
れいとうビーム/10まんボルト/でんじは/じこさいせい

マンダ受けとゴースト技の一貫切り。
マンダを受けるのに重要なのでなるべく疲弊はさせないように動きます。
ステルスロックが場に無いのでマンダを比較的安定して受けられます。
カグヤ・ギャラドスドヒドイデ意識で10まんボルトを採用。

f:id:mangmangpoke:20170521212321g:plain

オニゴーリ/ムラっけ@たべのこし
おくびょうH172-B36-C4-D44-S252
(食べ残し効率・ダウンロード意識耐久調整)
177-77-105-101-106-145
まもる/みがわり/フリーズドライ/ぜったいれいど

66では殆ど使われてこなかったムラっけオニゴーリ
本来ステルスロックのダメージと吠える吹き飛ばしのメジャーな存在により使いづらさがありましたが、それらを克服することで環境に刺さる最強の積みアタッカーです。
積み対策に黒い霧が採用される傾向にありますが、大体が水タイプ(ドヒドイデ・レヒレ・シャワーズドククラゲ)であるため、フリーズドライにより積みをリセットされようが有利に戦えます。
さらに、身代わりさえおければ絶対零度を必ず一度は打てるため自力で吠える吹き飛ばしを攻略することも出来ます。
メガゲンガーによってオニゴーリの障害を除ければ、まもみがによって無限に能力を上昇させ、全抜きが出来ます。
決勝ではしんめーさんのテッカグヤを起点にしつつも、絶対零度をカグヤに対して8回全て打ち切ってしまい、50ターンほど掛けてフリーズドライによる突破を余儀なくされました。
零度が当たらなくてもちゃんと勝てるので信頼性が高いです。


今まで、66初心者向けにステロは必須だ何だと言ってきてしまってましたが、
今回のようなステロを撒かない構築も強い形で組めると考えています。

余談ですが、初めて夜空杯に来てくれた方が僕の初心者向け記事を参考にしてくれていたみたいでめちゃ嬉しかったです。
オリジナリティーも大切にしてこれからも66考えていきます!
次も優勝します!
くろばさん・しんめーさん・めーぜんくんありがとうございました!